受診予約に際して
1
ご家族になるべく同席してもらいましょう
腎代替療法は、いずれの治療法もご家族の協力・理解が重要です。受診の際も、できるだけご家族の方に同席してもらいましょう。
2
紹介状や選定療法費の要否を、必ず確認しましょう
病院によっては原則として「紹介状」を持っていなければ受診できなかったり、医療費とは別の費用(選定療養費)の支払いが必要になったりする場合があります。
病院へ行かれる前には、紹介状が必要かどうかを電話や病院のホームページなどで確認し、必要に応じてかかりつけ医に相談しましょう。
3
受診方法や費用について各病院に直接確認しましょう
詳しい受診の方法や費用については、各病院に直接ご確認ください。
確認事項
- 受診できる曜日・時間
- 受診場所
- 受診の手順(例:腎臓内科外来で医師が診察 ⇒ 相談室で専門スタッフが治療法を説明)
- 持参するもの(保険証、かかりつけ医の紹介状 など)
- 費用
など
腎代替療法を選ぶ上で、現在どのような生活を送っているか、これからどのような生活を送っていきたいかは、とても重要な判断材料になります。これらについて予め整理しておくと、医療スタッフに相談しやすくなります。
整理しておくことの例
<ご家族について>
- 家族構成(同居しているご家族、離れて暮らしているご家族、付き合いのあるご親戚 など)
- (女性の場合)今後、お子さんを産みたいか
<日常生活について>
- 身の周りのことは誰が行っているか(自分、ご家族、介護士 など)
- 現在の治療(食事指導・お薬の服用)の遵守状況(しっかりできている、できていないものもある など)
- 好きな食べものや飲み物
<お仕事や社会活動、趣味、役割について>
- お仕事やボランティアなど、社会活動をしているか(具体的な内容、従事している時間帯、出張の有無 など)
- 趣味など、余暇の楽しみとしていることで、これからも続けたいこと、あるいは、これからやってみたいこと(国内旅行、海外旅行、温泉巡り、登山、水泳、ゴルフ、畑仕事・庭仕事、ペットの飼育 など)
- 今の生活で、もしくは近い将来、あなたが必ずしなければならないことや役割(仕事、家事、子育て、介護 など)
<現時点での治療法の希望、それぞれの治療法のイメージなどについて>
- 血液透析、腹膜透析、腎移植について、知っていること、どのようなイメージを持っているか
- 現時点で希望している治療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)
- 医師や看護師に聞いてみたいこと
など