渡井 至彦 先生
腎臓病総合医療センター 移植外科
部長 渡井 至彦 先生
2016.03.03 腎移植のドクターインタビュー
教えて!ドクター
掲載日:2018/12/20
献腎移植の登録条件としては、透析療法が必要であること、もしくは1年以内にその状態となることが予測されることとなっています(*1)。腎移植を受ければ、腎代替療法が必要な状態からは脱しますので、移植希望登録は解除され、その後、再び末期腎不全となった場合は、改めて登録することになります。
(補足)神戸大学大学院腎臓内科・腎血液浄化センター 教授・センター長 西愼一先生
質問された方のお子さんのように、腎移植はドナーがいれば2度、3度と受けられる可能性もあります。特に比較的若い患者さんは、腎移植後に再び末期腎不全になったときに、その次の治療をどうするか、病院と相談しながらあらかじめ考えておくと良いでしょう。
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<出典>
*1 日本腎臓学会 他 先行的献腎移植の希望申請基準
*2 日本臓器移植ネットワーク NEWS LETTER Vol.26,2022
*3 USRDS Annual Report 2017
2016.03.03 腎移植のドクターインタビュー
2017.01.19 腎移植ライフ
2019.12.12 ドナーインタビュー
2016.12.22 腎移植の基本情報