生体腎ドナー 大城瑠美さん
生体腎移植者 大城正重さん
生体腎ドナー 大城瑠美さん
生体腎移植者 大城正重さん
2019.12.12 ドナーインタビュー
腎移植ライフ
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 腫瘍学講座 泌尿器科学分野 講師
山田 保俊 先生
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 腫瘍学講座
泌尿器科学分野 講師 山田 保俊 先生
掲載日:2018/03/29
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腎移植後は、腎機能が回復して体調がよくなり、多くの場合で健常者とほとんど変わらない生活ができるようになります。移植前から働いていた方はもちろんのこと、透析や腎不全が理由で働くことが難しかった方も、仕事で活躍するチャンスが広がります。
■腎移植後は、どのような仕事ができるのか
基本的にはどのような職種・職場環境でも働けるようになりますが、清潔な環境で無理なく規則正しく働ける仕事がお勧めです。以下のような仕事は、せっかく移植した腎臓に悪影響を及ぼす恐れがあるので、選ばないか 選んだ場合でも十分な対策をとる必要があります。
<生活リズムが崩れる勤務体系>
移植した腎臓を長持ちさせるためには、免疫抑制薬を毎日決められた時間やタイミングで服用することが大切です。夜勤が多かったり、シフト制で勤務時間が毎日バラバラだったりすると、服薬時間が乱れて免疫抑制薬の飲み忘れにつながる恐れがあります。
■腎移植後、どのくらいから仕事ができるのか
腎移植後は、一般的に退院して数週間後くらいから事務仕事ができるようになります。体を動かす仕事が始められる時期は、手術の傷の具合や腎機能の回復状況などにもよるので、医師との相談で決める必要があります。
■障害者雇用について
従業員が50人以上いる一般の民間企業は、雇用する労働者の2%にあたる障害者を雇用する義務があります(2018年3月現在)。腎移植者は、通常、等級が1級の身体障害者手帳を取得でき、障害者雇用枠で就職することができます(一般枠での就職も可能です)。障害者雇用枠で就職すると、仕事内容や仕事量などに配慮してもらえる場合もあります。
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