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Q

多発性嚢胞腎を患っており、障害者手帳4級と指定難病の医療費受給者証を持っています。
主人からの腎提供で先行的腎移植を受ける予定ですが、手術代や移植後の免疫抑制薬の費用の助成を受けることはできますか?
また、必要な手続きがあれば教えてください。

多発性嚢胞腎を患っており、障害者手帳4級と指定難病の医療費受給者証を持っています。
主人からの腎提供で先行的腎移植を受ける予定ですが、手術代や移植後の免疫抑制薬の費用の助成を受けることはできますか?
また、必要な手続きがあれば教えてください。

回答いただいた先生
神戸大学医学部附属病院 泌尿器科 特命准教授 石村 武志 先生
神戸大学医学部附属病院 泌尿器科 特命准教授
石村 武志 先生
多発性嚢胞腎を患っており、障害者手帳4級と指定難病の医療費受給者証を持っています。主人からの腎提供で先行的腎移植を受ける予定ですが、手術代や移植後の免疫抑制薬の費用の助成を受けることはできますか?  また、必要な手続きがあれば教えてください。

掲載日:2018/12/27

A


こちらのQ&Aを動画でもご視聴いただけます。


<腎移植手術の医療費>
障害者手帳4級を持っていて、腎移植を受けることが確定していれば、入院前に自立支援医療の申請を行うことで、腎移植の手術・入院の医療費の助成を受けることができます。また、障害者手帳をまだお持ちでない方でも、腎移植を受けることが確定していれば、入院前に障害者手帳と自立支援医療の申請を行うことで、同様に医療費の助成を受けることができます。したがって、移植した月の医療費の自己負担額は、健康保険を適用した上で自立支援医療などを利用することで、多くの場合、2万円以下になります(2018年12月時点)。ただし、入院中の差額ベッド代や個室料は助成対象外です。
※ 他に利用できる医療費助成制度として「重度心身障害者医療費助成制度」があり、自立支援医療と併用できる場合があります(自治体によって対象となる身体障害者手帳の等級は異なります)。

☞ 腎移植の基礎知識「腎移植手術の費用

自立支援医療

自立支援医療の制度実施主体は市町村なので、市町村の担当部署である障害福祉課などに相談すると良いと思います。
また、医療ソーシャルワーカーという、このような制度に関する専門職もあり、もし病院にいらっしゃるようであれば、紹介していただいて相談するのも良いでしょう。

ソーシャルワーカーに相談

<腎移植後の医療費>
移植後も、障害者手帳は継続して保持することができます(移植後は身体障害者手帳1級を取得することができます)。そのため、「腎機能障害に対する免疫抑制療法や投薬を行った場合」に対しては自立支援医療の適用が可能です。自己負担額は、移植した月同様に、多くの場合で毎月2万円以下になります(2018年12月時点)。ただし、歯科治療などの免疫抑制療法と直接関係のない治療の医療費は対象外です。

自立支援医療対象

☞ 腎移植ライフ「腎移植後の医療費と自己負担

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