教授 吉田 克法 先生
2016.01.21 透析のドクターインタビュー
ドクターコラム
中島土谷クリニック 院長 森石 みさき 先生
中島土谷クリニック 院長 森石 みさき 先生
掲載日:2017/10/12
腎代替療法には大きく分けて血液透析、腹膜透析、腎移植があります。その中で在宅血液透析(HHD)が最近注目されています。2016年末、日本の透析患者さんは32万9,609人、そのうちの約97%が施設血液透析を受けています。HHD患者さんは635人、約0.2%と極めて少ないですが(*1)、2010年以降は年間50~70人ずつ着実に増加しています(*2)。
※ 2021年末の透析患者さんは34万9,700人で、施設血液透析を受けている患者さんは約97%。HHD患者さんは748人で、透析患者さん全体の約0.2%(*3)。
<出典>
*1 日本透析医学会 統計調査委員会 わが国の慢性透析療法の現況(2016年12月31日現在)
*2 政金生人、中井滋、尾形聡、他 わが国の慢性透析療法の現況(2014年12月31日現在)透析会誌 2016;49:1-34
*3 花房規男 他. わが国の慢性透析療法の現況(2021年12月31日現在) 透析会誌 2022;55:665-723
*4 日本透析医学会 維持血液透析ガイドライン:血液透析処方 透析会誌46:587-632,2013
*5 FHN Trial Group, Chertow GM, Levin NW, et al. In-center hemodialysis six times per week versus three times per week. N Engl J Med 2010;363:2287-2300
*6 Woods JD, Port FK, Orzol S, et al. Clinical and biochemical correlates of starting "daily" hemodialysis. Kidney Int 1999;55:2467-2476
*7 Rocco MV, Daugirdas JT, Greene T, et al. Long-term Effects of Frequent Nocturnal Hemodialysis on Mortality: The Frequent HemodialysisNetwork (FHN) Nocturnal Trial. Am J Kidney Dis 2015;66:459-468
*8 Tennankore KK, d'Gama C, Faratro R, et al. Adverse technical events in home hemodialysis. Am J Kidney Dis 2015;65:116-121
図「在宅血液透析患者数の推移」に用いている統計調査結果は日本透析医学会より提供されたものです。これらの調査結果の利用および解釈は当社が独自に行っているものであり、日本透析医学会の考えを反映するものではありません。予めご了承ください。
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