痛いのですか?
2023.09.29 教えて!ドクター
腎臓の障害が慢性的に続いている状態のことをいいます。
監修:増子記念病院 両角 國男 先生
腎機能の検査方法には、尿検査、血液検査、画像診断、腎生検があります。
腎臓の障害の早期発見には尿検査、進行度合いの確認には血液検査、詳しい診断には画像診断と腎生検が行われます。
尿検査では、尿の中に含まれるいろいろな成分を調べます。
血液検査は、血液を採取して、その中に含まれる成分を調べます。
画像検査は、機械を使って体内の画像を映し出すもので、腎臓の形や大きさに異常がないか、腫瘍や結石がないかなどを調べます。
腎生検は、腎臓の組織の一部を採取し顕微鏡でみるもので、多くの腎臓病で正確な診断が可能で有効な治療法決定に役立ちます。
腎臓の組織採取は、うつぶせの状態から腎臓に細い針を刺して行います。出血や感染症などの恐れがあるため、検査には入院が必要です。検査後は、仰向けの状態で半日〜1日の絶対安静が求められます。
☞ 教えて!ドクター「腎生検はどのような検査ですか? 痛いのですか?」
☞【参考】
腎臓の病気「慢性腎臓病とは」「腎不全とは」
アニメで知る!シリーズ「慢性腎臓病の進行を抑えよう!」
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