慢性腎臓病はどんな病気?

腎臓の障害が慢性的に続いている状態のことをいいます。

腎機能の主な検査 

監修:増子記念病院 両角 國男 先生

腎機能の検査方法

腎機能の検査方法には、尿検査、血液検査、画像診断、腎生検があります。


腎機能の検査方法

腎臓の障害の早期発見には尿検査、進行度合いの確認には血液検査、詳しい診断には画像診断と腎生検が行われます。

尿検査

尿検査
尿検査では、尿の中に含まれるいろいろな成分を調べます。
「尿蛋白」は、蛋白質の量を確認します。腎臓に障害があると、蛋白質が尿へ漏れ出して、陽性(+)となります。
「尿潜血」は、尿に血が混ざっていないかを確認します。腎臓や尿管、膀胱、尿道から出血していると、陽性(+)となります。
尿蛋白や尿潜血で陽性(+)がわかると、「尿沈渣」で顕微鏡を使って成分をより詳しく調べます。
そのほか、尿検査には、1日(24時間)の尿をためて正確に尿蛋白量を測定する「蓄尿検査」という方法もあります。

血液検査

採血
血液検査は、血液を採取して、その中に含まれる成分を調べます。
腎機能に関しては、老廃物の一種であるクレアチニン(血清クレアチニン:Cr)の値を確認します。腎機能が低下するとクレアチニンが排泄されず、値が高くなります。

画像検査

腹部エコー
画像検査は、機械を使って体内の画像を映し出すもので、腎臓の形や大きさに異常がないか、腫瘍や結石がないかなどを調べます。
おもに、超音波画像診断装置(腹部エコー検査)やCT検査が使われます。

腎生検

腎生検は、腎臓の組織の一部を採取し顕微鏡でみるもので、多くの腎臓病で正確な診断が可能で有効な治療法決定に役立ちます。
腎臓の組織採取は、うつぶせの状態から腎臓に細い針を刺して行います。出血や感染症などの恐れがあるため、検査には入院が必要です。検査後は、仰向けの状態で半日〜1日の絶対安静が求められます。

腎生検

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☞【参考】
腎臓の病気「慢性腎臓病とは」「腎不全とは
アニメで知る!シリーズ「慢性腎臓病の進行を抑えよう!
CKDのクイズに挑戦!「腎援隊検定
教えて!ドクター「慢性腎臓病には、どのような自覚症状がありますか?
末期腎不全の治療法「腎代替療法とは


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